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推しのATMになりたい日常

推敲しない女です。

『クロードと一緒に』2014年版感想ツイまとめ

ふと思い立って自分用のメモに、2014年版の『クロードと一緒に』両キャストの感想ツイをまとめておきます。

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2014年5月18日(日) 22:20
青山円形劇場「クロードと一緒に」稲葉伊達回・相馬伊藤回、立て続けに観た!稲葉イーヴは大小の爆発の連なり、相馬イーヴは波のような激しい強弱だった。感情の表現から、イーヴという役の精神の成熟度というか若さというか年齢差というか、を感じました。感想をぽつりぽつりと呟いていきます。

2014年5月18日(日) 22:23
【18稲葉伊達】マスコミが追い払われた後。沈黙。刑事を見つめるイーヴの瞳に、ゆっくりと浮かび上がってくる涙。それが溢れるのが先だったのか、彼の中ですべてが弾けるのが先だったのか、あの瞬間から始まったイーヴの告白を、息をするのも忘れそうになるくらい全身で聞いた。 #クロードと一緒に

2014年5月18日(日) 22:24
【18稲葉伊達】イーヴの姿が滲んでぼやけて全く別の誰かに見える瞬間が度々あった。誰かは分からない、誰でもない、誰か。彼の感情が空間を支配して、その全身が大きくなったり小さくなったりした。すべてを話し終えてしまうと彼は本当に空っぽになってしまったのだと分かった。 #クロードと一緒に

2014年5月18日(日) 22:26
【18稲葉伊達】肉の内側をひっくり返してみても血液さえ絞り取れない気がした。カーテンコール、同じ表情でイーヴが出てきた時、胸が苦しくなって、もう観たくないのにずっと観ていたくて、早く彼が稲葉氏に戻ってほしいと思うのに、ずっとイーヴでいるのではないかとも思った。 #クロードと一緒に

0214年5月18日(日) 22:39
【18相馬伊藤】同じシーン、イーヴがどういう表情を浮かべればいいのか分からなくなってしまったように頬を震わせるのが見えた。そこを涙が伝い、唇に溜まってキラキラ光っていた。それまでの彼は何かを取り繕うような、目を逸らしているような、虚勢を張るともまた違う、 #クロードと一緒に

2014年5月18日(日) 22:40
【18相馬伊藤】そういう態度だったのがふと解けて、水面の上でほぐれて広がって、波のように揺らめくのが見えた。彼の独白には稲葉イーヴのものとは違う脈絡があった。言葉の脈絡じゃなくて感情の脈絡。目から体の内側に彼の想いがすうと入り込んできて侵食していくようだった。 #クロードと一緒に

2014年5月18日(日) 22:42
【18相馬伊藤】部屋のドアが叩かれイーヴと刑事は無言で見つめ合う。しばらくしてふっとイーヴの口元が解ける。まるで糸が切れたように。それから彼は部屋を出る。カーテンコール、イーヴは速記者に腕を引かれて出てくる。自分の足で立っているのもやっとというほどに力ない。 #クロードと一緒に

2014年5月18日(日) 22:45
稲葉イーヴは一気に力を使い果たしたように空っぽになり、相馬イーヴはじわじわと体を蝕まれて終息したような、そんな風に見えた。感情の表現の仕方もそう。 #クロードと一緒に

2014年5月18日(日) 22:46
感情表現の点と線の違いが、そのままイーヴの役の成熟度や若さに思えた。稲葉イーヴは若い。冒頭から怯えて強がってみせる子供のよう。クロードのことをまるで聖者かなにかのように盲目に慕っている。彼とクロードとの行為はまるで神聖な儀式か何かのようにも聞こえた。個人的に。 #クロードと一緒に

2014年5月18日(日) 22:49
相馬イーヴは、稲葉イーヴより大人びていて、すべてを諦めていながら、クロードのことだけは胸の奥深くにしまいこんでいるような気がした。等身大の男として、彼を愛しているようだった。彼らはもっと生々しい行為をするんだろうと思った。個人的に。 #クロードと一緒に

2014年5月18日(日) 22:50
相馬イーヴが語るクロードは、それくらいの歳の男がするように、普通にイーヴを騙していたりもするだろうと思った。個人的に。 #クロードと一緒に

2014年5月18日(日) 22:50
あ、そっか。稲葉イーヴは少年で、相馬イーヴは女だったのかな。それに近いかな。いや。うーん。 #クロードと一緒に
2014年5月18日(日) 22:51
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松田凌くんの2015年版を観られなかったのが本当に心残り。

『クロードと一緒に』という作品は、役者にとって、とても苛酷なものなのだろうと思う。人によっては、それからの役者人生ががらりと変わってしまうほどに。
私は当時この作品を観たときに、キャラクターの感情だけでなく、それを演じる役者のすべてが目の前に曝け出されているように感じた。
具体的な彼らの性格や人生というよりも、その役者の根本が、役者という人間そのものが、私の目に見えたように思った。彼がどういう風に怒り、悲しみ、笑い、愛するのか。この作品はすべてを暴き出してしまう。

でも、だからこそ、私はその「生々しさ」に強く惹きつけられ、いまでも度々思い出すんだろう。観ている時の疲労感はすごかった。でも、それだけの物を観てしまったという満足感が確かにあった。

余談ですがイーヴをぜひ演じてほしい推しは、安西くんと間宮くん。ふたりがイーヴという人物をどう生きるのか非常に興味がある。
生成も、かな。観てみたいというより、この作品を通じて彼がどう変わるのかを見てみたい。(賀来)賢人と原嶋くんは、ちょっとだけこわいかもしれないな。でもそうやって妄想してる時点で、多分かり観てみたいと思ってるんだろうけど。