推しのATMになりたい日常

推敲しない女です。

ドリフェスお披露目イベント行ってきました――2.5次元アイドルとは?

ドリフェスのDear Dreamお披露目イベントに行ってきたぞ!
ということで取り留めなく感想というかなんというかをざっくりと綴ります!


◼︎ドリフェスとは
まあ詳しくはこちらを見てくれ!バンダイナムコグループ×アミューズが放つゲーム&アニメ連動プロジェクト青春!!!!!ユニット オーディション開催! | News | Lantis web site
プレスリリース:http://www.bandainamco.co.jp/cgi-bin/releases/index.cgi/file/view/5024?entry_id=4603

アミューズバンダイナムコグループ、ランティスBEAMSと名だたる企業が名を連ねる「2.5次元アイドル応援プロジェクト」。
無料アプリゲームを中央に置いた多次元プロジェクトで、ゲームに登場するキャラクターとキャストが連動して様々なメディアで活動するというもの。
2016年のアプリゲーム配信&ドリフェス!カードの発売に先駆けて、現在キャストによるCDのリリース、WEBラジオの配信が発表されている。
Dear Dreamのキャストは、石原壮馬、溝口琢矢、冨田健太郎、太田将熙、正木郁の5人。


こんな感じで大丈夫でしょうか!

私がドリフェスを初めて知ったのは、アミューズのオーディション記事。*1それが8月頭のことなのでそれから約3ヶ月。ここまで早かった〜!
ツイッターでオーディションの事が騒がれていて、当時アミューズの箱推しオタクが多い私のタイムラインでは『アミューズは何を始めるの??』やら『自分の推しが入ったりしないよね』やら『ハンサムライブがドリフェスになるのか…』やらで湧いていました。
オーディションが終わった翌日9/9に発表されたのが、先述のプレスリリース。そして一ヶ月後にキャスト発表。
まさか劇プレから壮馬くんと将熙くんが、そして溝口くんと富田くんがキャスティングされるとは思わずびっくりしました…!!

とにかく気合いの入ったプロジェクトだなあ、という印象です。告知解禁からこれまでの段取りといい、イベントに参加している関係者の数といい。

しかし、まだこの2.5次元アイドルとは一体何(誰)なのかが掴みきれていません。
今や演劇の1ジャンルを示す言葉としても使われている「2.5次元」。
原作つき舞台作品において、そのキャラクターを役者が演じるにとどまらず「なりきる」ことで、2次元でも3次元でもない立体的な架空のキャラクターがうまれる。それが、私が持つ2.5次元のイメージです。

今回のプロジェクトの発表当時、私はドルステ的なものなのかなーと想像しておりました。(ドルステはDVDで嗜んだ程度なので認識が間違っていたらすみません!)ドルステのアイドルたちがメインステージの延長線上で、ツイッターなどを実際に活用するような、そんな感じの。「役者」はそこから切り離され、彼らがなりきるアイドルそのものが、ただ目の前に存在するという。
もう少しいうと、Dear Dreamというアイドルグループの形のないキャラクター像がまずあって、それを2次元と3次元の彼らが共有するものなのかと思っていたのです。つまりキャストは演じるというより、なりきる、いやそれ以上に、2次元のDear Dreamとイコールになる。役者はそこに介在しない。

……ですが、彼らがキャスト発表後に新規で開設したり、あるいはプロフィール画像を新たにしたツイッターは役者の名義でしたし、bioには○○役と書かれていました。
そして本日のイベントは、ご本人名義での登壇。

「あれ……思ってたのと違うのかもしれない……??」

まるで制作発表記者会見のような関係者多数のイベントの中で、「自分が演じるキャラクターと自分との共通点をあげてください」という質問がありました。
登壇しているキャストとキャラクターの間に演じるもの/演じられるものの明確な線を引くその問いを聞いて、このプロジェクトにおける「2.5次元」とは舞台ジャンルとして用いられているものとは別物なのだなとはっきりと気付いた訳でございます。……と思ったらサインはキャラクター名義で???どういうことだ????

ここでの「2.5次元」とは一体なんなのでしょうか。
2次元3次元にこだわらないメディア展開をするコンテンツというだけなら、今まであったコンテンツと変わらないのでたぶん他に何かがあるのだと思います。それがきっとこれから明かされていくんでしょう。アプリゲームのキャラクターに声を当てる、彼らの声で歌う、ライブをするだけなら、彼らが俳優を生業としているというだけで既存のアイドルゲームと全く同じだし。
もしかしたら本人名義なのは今回のお披露目イベント限りで、今後のイベントは2.5次元アイドルとしてなりきってくれるのかもしれないし!
あっ、それとも「2.5次元」は「アイドル」じゃなくて「応援」という言葉に掛かっている…のか!??

そして、美麗なキャラクターイラストを担当されている秋赤音さんは、ニコニコ動画で知名度の高い歌い手&描き手さんとのこと。
しかしアイドルもののアプリゲームをプレイする層と、ニコ動のユーザー層は結構重ならない部分が大きいのかなあと思っていたのですが、どうなのでしょうか。もちろん男性版アイカツ、との評判で惹かれるアプリゲームユーザー層も多いと思うのですが。
キャストの方も確かに既に活躍されてる方がほとんどだけれど、ファン層は2.5次元作品のファン層とは違うはず。
しかしまあ素人目に見た事しか私も知らないので、何かきっと思惑があって、私が気付けていないだけなのかもしれないですし。


……とはいえ、イベントで見た彼らはとてもとても素敵でした!

遠慮を知らないぐいぐいヤンチャ系主人公気質の壮馬くん、落ち着いているように見えて実は抜けてる天然な溝口くん、場慣れしているようなある種の軽薄さを醸し出しつつもツッコミポジションを確率する富田くん、劇プレで培われた(笑)ハチャメチャさで掻き乱しつつも流れを作る将熙くん、緊張と初々しさの中にも真面目さとハングリー精神が垣間見える正木くん。
それぞれの個性がきちんとあって、キャラクターが立っていて、「ああ〜でもやっぱりアイドルってこういうことだよな〜」とアイドルを推したこともないのに思いました。
今後も彼らが「なりきらない」なら、いっそ彼らのパーソナルな部分をそのまま2.5次元アイドルたちにも組み込んだらいいのに〜!と思ったけれど、それだとまた「2.5次元」とは違うものになりますかね。

なんにせよ、キラキラと輝いていた彼らがこの先どんな風に活躍していくのか楽しみです。
そして早くライブに行きたいです……!!!リリイベやってくれ!

*1:その頃はまだドリフェスというタイトルが発表される前でした